無駄遣いやめ暮らしに

宮本衆比例候補、大つき都議候補ら演説

東京・江東

訴える(左から)大つき、宮本両氏、小堤東・党江東地区委員長=13日、東京都江東区

 日本共産党の宮本徹前衆院議員・東京比例候補と大つきかおり東京都議候補(江東区)は13日、江東区のJR亀戸駅北口で街頭演説しました。

 大つき氏は、都が都庁舎を映像で照らすプロジェクションマッピングに来年度予算要求を含め3年間で63億円を充て、今度は、臨海部・お台場に26億円もかけて世界最大級の噴水を造ろうとしていると告発。「都民の暮らしが苦しい時。無駄遣いではなく都民の暮らしに税金を振り向けるべきだ」と訴えました。

 住民から寄せられた「お金がなくて介護サービスを受けるのをやめることにした」という声を紹介。在宅介護の充実と、特別養護老人ホームの増設を訴え、区民運動とともに特養ホームの増設を実現したことも紹介しました。

 宮本氏は「『103万円の壁』問題を最初に国会で質問したのは実は私です」と述べ、課税最低限の引き上げを実施する財源確保の議論が行われていないと指摘。大企業や大金持ち優遇の税制にメスを入れれば、消費税減税や医療・介護の充実、大学学費値下げ、子育て支援も充実できると訴えました。

 演説を聞いた人から「臨時国会での補正予算案の衆院通過をどう見るか」と質問が寄せられ、宮本氏は「立憲民主党が批判していた無駄遣いは、修正案では一切削られておらず、米軍辺野古新基地建設をはじめ大軍拡に8200億円もの予算がついている。この補正予算案に賛成することは、過半数割れした自公への手助けだ」と強調。今度の都議選・参院選、衆院選で、自公を助ける政党も含めて過半数割れに追い込むことが必要だと訴えました。

(「しんぶん赤旗」2024年12月17日付より)

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