田村委員長が質問傍聴者と懇談

共産党は人に優しい党
政治を変えるしかない

質問を終え、傍聴者と懇談する田村氏(正面左)=11日、東京都千代田区

 日本共産党の田村智子委員長は11日、衆院予算委員会で質問した後、傍聴者と懇談しました。首都圏を中心に、遠くは山口県からの人など、SNSで傍聴の呼びかけを知った人たちが集まりました。

 傍聴者が発言。千葉県の男性は「物価がとても上がり、インボイス(消費税の適格請求書)で自営業者は大変。政治を変えるしかない。共産党の議席を増やすしかないと思った」と語りました。

 入管問題に取り組む女性は「共産党は命と人権を考えて質問してくれる。他党は『(外国人は)人材』という見方だが、共産党は人権や命の問題と、ぶれないことに感謝している」。初参加の助成は「共産党は保険証を残そうとしてくれていることに感謝。生きづらい社会だが共産党は人に優しい政党と思った」などと語りました。

 田村氏は、質問を通じて、企業・団体献金が自民党の莫大(ばくだい)な資金源であり、これを禁止させないために暴論を持ち出していることや、国連女性差別撤廃条約の実効性を強めるため個人通報制度など盛り込んだ「選択議定書」の批准を要求したことについて解説。

 「ノーベル平和賞の受賞のスピーチに心が震えた。今後も皆さんとともに運動を広げ、たたかっていきたい」と述べました。

 懇談の様子は党都委員会のYouTube公式チャンネルで見ることができます。

(「しんぶん赤旗」2024年12月17日付より)

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