自公維ファ推薦の現職破る 共産党は支援
東京都国立市長選は15日投開票され、元国土交通省職員の浜崎(はまさき)真也氏(40)=無所属新、日本共産党・社民党・生活者ネットなど支援=が1万3559票(得票率51・10%)を獲得し、3期目を目指した現職の永見理夫氏(75)=自民党・公明党・日本維新の会・都民ファーストの会推薦=を582票差で破って初当選しました。
浜崎氏は選挙戦で▽保育料・学童保育料などの引き下げ▽住環境と緑の景観を守る▽商店の経営支援▽エネルギーと食の地産地消―などを掲げました。
開票結果を受けて浜崎氏は市民の支援に謝意を表明。「政策を訴える中で、いただく激励が日に日に高まったのを感じた。市民と対話する市政を実現して、社会に広げたい」と語りました。
現職の永見氏陣営は選挙戦で「共産党中心のイデオロギーにまみれた街を再び国立につくってはならない」と市民の分断を図る反共攻撃に終始しました。
投票率は前回を5・03ポイント上回りました。◇
選挙結果は次の通り。
当浜崎真也40無新 13559
永見理夫75無現 12977
(投票率42・21%)
(しんぶん赤旗2024年12月17日付より)