吉良・山添両議員が参加
超党派の議員でつくる「神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟」は19日、神宮外苑再開発についての勉強会を衆院第2議員会館で開きました。
発起人代表の船田元・衆院議員(自民)は「樹木伐採が始まり残念に思う。再開発の方針は変更していただきたい。議連としてしっかり動いていきたい」とあいさつしました。
日本イコモス理事の石川幹子東大名誉教授が神宮外苑と内苑は世界遺産になりうると述べ、国営公園とすることなどの保全策を提案。経営コンサルタントで再開発の事業認可取消し訴訟原告団長のロッシェル・カップさんや「明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会」代表の加藤なぎささんらが現状を報告しました。
再開発により移転・建て替えが計画されている秩父宮ラグビーについてスポーツ庁から説明を聞きました。
各党国会議員があいさつ。日本共産党の山添拓、吉良よし子両参院議員もあいさつしました。吉良氏はこの日の参院文科委で秩父宮ラグビー場の移転による財産処分の認可を行わないよう文科相に求めたことを報告し、「力を合わせて頑張りたい」と述べました。
(「しんぶん赤旗」2024年12月22日付より)