横田PFAS 都主体の調査徹底を

党都議団 知事申し入れ

 米軍横田基地(東京都福生市など)から発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を含んだ水が漏れ出た恐れがある問題で、日本共産党都議団(大山とも子団長、19人)は23日、同基地への徹底した立ち入り調査を行うよう小池百合子知事宛てに申し入れました。

東京都都市整備局の担当者の要望する日本共産党都議団=23日、都庁

 この問題は、8月30日の豪雨時に、同基地の消火訓練エリアからPFOS(PFASの一種)を含む水4万8000リットルがあふれ、一部が雨水排水溝から基地外に出た可能性が高いとされるもの。今月20日には防衛・外務・環境各省と都、基地周辺6市町が基地に立ち入り、米側から説明を受けました。

 申し入れで尾崎あや子都議らは、日米地位協定の環境補足協定に基づく立ち入り調査やサンプル採取で、(1)都議の立ち会いを認める(2)立ち入り調査、サンプル採取を米側単独ではなく、国・都・周辺市町との協議で行う(3)8月の流出だけでなく過去の汚染水漏出も調査する(4)調査の情報を全て都議会、都民に明らかにする―ことを求めました。

 都市整備局の担当者は「地元自治体と連携しながら、必要な対応を求めていく」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2024年12月24日付より)


申し入れ全文はこちらから(都議団ホームページ)

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