革新都政の会が知事に要望書
革新都政をつくる会は19日、2025年度東京都予算と都政運営に対する要望書(68項目)を小池百合子知事宛てに提出しました。
中山伸事務局長は「今年7月の都知事選で、切実な都民要求とともに、格差と貧困、地球温暖化、自然災害、ジェンダー平等など今後の都民生活と都政運営に関わる喫緊の課題が問われた」と強調。都民が主人公の都政に立ち返るよう強く求めるとともに、25年度都予算で(1)都民生活防衛(2)都民の生命と健康を守る(3)どの子も輝く行き届いた教育を(4)地球に優しく共生可能な都市を目指す(5)複合災害に備える(6)平和で安全な東京を目指す―という六つの柱で要望の実現を求めました。
「都立病院の充実を求める連絡会」の前沢淑子さんは、独立行政法人化された都立病院で「医師不足や病棟閉鎖など深刻な事態が起きている」と指摘し、直営に戻すよう強く訴えました。
東京母親大会連絡会の木原秀子さんは、都民が異常な物価高騰に困窮している実態を訴え、都が都民の生活防衛に力を尽くすよう求めました。
中村倫治副知事は「多岐にわたる要望を受けた。所管局に伝える」と答えました。
要請には日本共産党の大山とも子都議が同席しました。
(「しんぶん赤旗」2024年12月27日付より)