東京地評 旗開き 小池・吉良氏らあいさつ

大幅賃上げ 政治変えよう

 東京地方労働組合評議会は7日、2025年新春旗開きを新宿区で行いました。

 矢吹義則議長はあいさつで「長期にわたる実質賃金の低下が国民の消費購買力を弱め、経済成長の足かせになっている。格差と貧困をなくし、安心して暮らせる社会の実現には、自民党政治の転換が必要。都議選・参院選で首都東京から政治の流れを変えよう」と呼びかけました。

東京地評の旗開きであいさつする(左から)山添、吉良、小池、藤田、宮本各氏=7日、東京都新宿区(しんぶん赤旗提供)

 全労連の秋山正臣議長が「大幅賃上げを勝ち取り、全ての労働者の格差をなくす春闘に、ストライキを背景にたたかいたい」。東京全労協の小泉尚之議長が「生活向上のための最低賃金引き上げ、労働基準法改悪反対の運動を」とあいさつしました。

 東京争議団共闘会議の小関守議長は各争議団の代表を紹介し、「たたかいと要求の正当性に確信を持ち、全ての争議の解決に取り組む」と表明しました。

 日本共産党から小池晃書記局長・参院比例候補、吉良よし子参院議員・東京選挙区候補、山添拓参院議員、藤田りょうこ都議、宮本徹前衆院議員・東京比例候補が出席。小池氏は「労働基準法を骨抜きにする改悪には、国会でも力を合わせてたたかう。中小企業を支援し最賃時給1500円以上を目指す。参院選比例5人の勝利に頑張る」、吉良氏は「ブラック企業の企業名公表、学校給食無償化など、声を上げ政治を動かした議席を守り抜く」、藤田氏は「都議会野党第1党として都政を動かしてきた。賃上げの具体的提案を行った」とあいさつしました。

 立憲民主党の酒井菜摘衆院議員、社民党の伊地智恭子都連幹事長もあいさつしました。

(しんぶん赤旗2025年1月9日付より)

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