若者バンド宣伝に反響

「政治難しいと思っていたけど、楽しそう」 東京・北区

 生演奏に合わせ、政治への思いを話そう―。東京都北区の赤羽駅前で25日、日本共産党北区の青年党員を中心とした若者らが、バンド演奏をBGMに街頭宣伝を行いました。通行人が次々に足を止め、携帯電話で撮影したり声援を送ったりして、訴えに聞き入りました。

バンドに声援を送る通行人ら=25日、東京都内(しんぶん赤旗提供)

 「賃金上がっていますか、給与明細見て嫌になる」「問題は自民党政治。みんなで変えよう」。歯切れの良い若者らのスピーチが、ギターにドラム、シンセサイザーの音に合わせて駅前広場に響きます。

 せいの恵子・都議候補も登壇。北区の区議として、親の介護に追われる若者の支援などに取り組んできたことに触れ「光が当たらない課題にこそ、みなさんの思いが詰まっている。都政でも頑張りたい」と表明しました。

 俳人の家登(かと)みろくさんは「私たちは一人じゃない」と英語を交えて発言。うなずきながら聞いていたフランス出身のクリスティーヌ・コンデガルさん(38)は「共産党の宣伝とは思わなかった」と、口に手を当て驚きました。「フランスではよく見るけど、日本では珍しい。対話のきっかけをつくる良い試みだと思う」

 就職したばかりの20代の女性は「政治は難しいし共産党はちょっと怖いと思っていた。でも、なんか楽しそう」と話し、チラシを受け取りました。

(しんぶん赤旗2025年1月27日付より)

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