裏金解明へ党都議団提案
日本共産党東京都議団(大山とも子団長、19人)は3日、都議会自民党の裏金問題の解明と政治資金の透明性の確保、政治倫理確立について審査検討する「政治倫理審査委員会」を都議会に設置する提案を発表しました。同日行われた都議会の議会運営委員会理事会で、和泉なおみ幹事長が各会派に提案しました。
設置案は、議案審査や議会運営の協議・調整を行う場として審査委を設置。1人会派を含む全会派の代表で構成します。会議は公開し、速記録も作成します。
議運委理事会の終了後に記者会見した和泉氏は「都議会自民党の裏金問題の実態解明は徹底的に行うとともに、都議会として政治倫理をどう確立するかも求められている」と強調しました。
白石たみお政策調査会長は、都議会議長と前議長が裏金づくりを行っていた事実に触れ、「異例の議長選が行われるが、裏金問題を全容解明し、再発防止に取り組む議長が求められる」と指摘しました。
(「しんぶん赤旗」2025年2月5日付より