小池晃書記局長・参院比例候補
「助けて」に応える党
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8日に開かれた東京オンライン大演説会では、小池晃書記局長・参院比例候補、吉良よし子参院議員・東京選挙区候補、23人の都議候補を代表し大山とも子都議団長が都議選・参院選勝利へ決意を語りました。
もうすぐ3・11東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から14年です。今年も被災地を訪れました。共産党も与党の岩手県では、達増(たっそ)拓也知事が「誰一人取り残さない」理念で復興に当たっていると話していました。知事が変われば政治は変わると実感しました。
能登半島地震からも1年。道路はガタガタ、水道は家の蛇口まで届かない。仮設住宅に住む人から「大きくなくていい、時々子どもが泊まれる家がほしい。でも国の支援金ではとても無理」と切ない声を聞いてきました。
参院本会議で私が「復旧は順調だというのか」と問うと、石破首相は「課題は数多く残されている」と答えざるを得ませんでした。
しかし石川県の馳(はせ)浩知事は昨年3月、自立せよと言い放ちました。四つの公立病院を一つに集約するんです。政府も被災地の集約化を言います。
岩手の被災者支援センター長の「助けてと言えることが自立」との言葉が印象的です。
自立とは自己責任ではない。分断や対立を乗り越え、被災地で生きていく希望が持てる政治を。「助けて」という声に応えるのが共産党です。
切実な要求を実現する、政治を動かす比例5候補のベストチームを5人全員で参院選で国会に送ってください。
吉良よし子参院議員・東京選挙区候補
政治変える議席必ず
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「痛みによりそい、声を届ける」をモットーに、みなさんの声を国会に届け続けて12年。ブラック企業、理不尽な校則、コロナ後遺症などさまざまな問題で苦しむ声を取り上げ、対策を前に進めてきました。
就活セクシュアルハラスメントに泣き寝入りするしかない実態を取り上げ、就活生の相談窓口をつくらせることができました。そして厚労省は「社会的な関心が高まった」と、就活セクハラ対策を企業に義務付ける法改正を今国会に提出することになりました。みなさんの声が、確実に政治を前に動かしています。
学校給食無償化もみなさんの声と、共産党都議団の論戦を力に、国会で「自治体で給食を無償にするのは禁止していない」という文部科学相の答弁を引き出す中で、都内すべての自治体で無償化に踏み出させるところまで切り開きました。今度は、大学の学費の値下げも含め、教育無償化を目指したい。そのために、8・7兆円に上る軍事費こそ、見直すべきです。
「あなたとともに政治を前に動かしてきた」、私、吉良よし子の東京の議席。絶対に失うわけにはいきません。何としても夏の選挙に勝ち抜くため、みなさんと力を合わせて頑張り抜きます。
大山とも子都議団長
19人いてこその実績
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私たち党都議団は現在19人。19人いたからこそ、都民の運動と力を合わせて、今までになく多くの政策を前に進めることができました。例えばシルバーパスの改善。20年以上動かなかった重い扉を開けました。
自民・公明・都民ファーストの会が都民要求の実現を邪魔してきましたが、昨年12月の議会では5会派39人、議会の3分の1の議員が私たちの条例案に賛成しました。ここまで議会内の世論を動かせたのも、私たちが野党第1党だからこそです。
自民・公明・都ファが支えているのが小池百合子都政です。物価高対策は極めて不十分なまま、都庁舎に投影するプロジェクションマッピングなどに巨額の税金を投入しています。都民のことは眼中にない状況です。
野党第1党として、都議会自民党の裏金問題も徹底して明らかにしていきます。都議選でも厳しい審判を下し、参院選挙につなげ、自民党政治を終わらせましょう。全力で頑張り抜く決意を表明します。
神戸学院大学教授 上脇博之さん
ワクワクしています
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演説会には神戸学院大学の上脇博之教授が期待のビデオメッセージを寄せました。
今、政治を動かしているのはどこか。日本共産党とその機関紙である「しんぶん赤旗」と言っても過言ではないと思います。昨年の衆院選で自公政権を過半数割れに追い込んだのは、「赤旗」のスクープ報道でした。
日曜版がスクープし、私が告発したのがきっかけで、自民党の裏金が大きな事件として立件され、派閥の解散に追い込みました。総裁も交代せざるを得なくなったんですね。
総選挙に入ったら日刊紙が2千万円の政党交付金の問題をスクープしました。これが決定的になって自民党は大敗を喫したわけです。
今年はどうか。今年もやりそうですね。これは大きく動きますよ。ワクワクしています。
都議会自民党が裏金をつくっていた。内部情報をもとに記者会見したのが共産党都議団でした。
裏金をつくる政治が一般庶民の生活を分かるとは到底思えないです。一般庶民のための政治をやってくれるのは、共産党しかない。選挙で大きく飛躍するために、私も神戸からエールを送りながら躍進を期待したいと思います。ぜひ頑張っていただきたいと思います。
(「しんぶん赤旗」2025年2月9日付より)