来月市議選の東京・小金井の党演説会で山添氏

東京都小金井市で11日、市議選(3月16日告示、23日投開票、定数24)に向けた日本共産党演説会が開かれ、山添拓政策委員長・参院議員が「市民の運動とともに論戦し、多くの実績を上げてきた3人の市議団を、引き続き市政に送って」と訴えました。
山添氏は日米首脳会談に触れ「石破茂首相はトランプ米大統領におもねって大軍拡に踏み込み、気候危機に逆行する液化天然ガス(LNG)輸入拡大を約束した。国内では他党が日米軍事同盟絶対の中、米国言いなりを正面から正し、暮らし圧迫の大軍拡に反対する共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。
市政では、共産党市議団の市民アンケートで1000人が回答し、6割が「生活が厳しい」と答えたと紹介し、「物価高騰と国政のゆがみの下、福祉の増進が自治体の役割だ」と強調。自民党・公明党・立憲民主党などが支える現市政が介護保険・国民健康保険の負担増や公民館有料化を狙っていると告発しました。
共産党市議団が市民負担増に反対し、国会・都議団と連携して学校給食費無償化や子ども医療費無料化の拡大を実現してきたと力説しました。
森戸よう子、水上ひろし、たゆ久貴=いずれも現=の3候補が訴え。森戸氏は「党市議団は3回の条例提案、4回の予算組み替えを提案し、給食費無償化を実現してきた。電気・ガス・ガソリン代補助や、お米券配布、国保税1万円減税、低所得者の家賃補助の緊急対策を、財源を含め提案している。実現のため3人とも市政に送ってほしい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2025年2月12日付より)