UR団地建替え計画
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東京・江東 党アンケートに住民
東京都江東区の日本共産党は15、16の両日、大つきかおり都議候補を先頭に、建て替え計画が示された同区のUR大島四丁目団地で住民アンケートにとりくみました。第1期として計画が示された3~5号棟(991戸)に事前に配布していたアンケートを、訪問して回収しながら住民の声を聴きました。のべ56人が参加、185人から回答が寄せられました。
対話や自由記述欄では「昨年外壁を直したばかりなのにどうして建て替えるのか」「戻ってこられても家賃が上がってしまうのでは困る」「近場のURに引っ越したいが、家賃が不安」「子どもの学校の関係で遠くには行けない」「都営住宅に入りたい」など不安の声が次々寄せられています。
大島四丁目団地は築50年超で7棟2514戸・賃貸のみ。建て替え第1期の3~5号棟の住民は2028年までに移転を求められ、建て替え後の戻り入居者には家賃値上げが示唆されていますが、具体的な説明は来年とされています。一方、今年中の民間住宅への移転には100万円を支給し、あっせんで他のURへ移転すれば10年間の家賃減額などがあり、住民からは「早期移転の話ばかりで、URは私たちに出て行ってほしいんだと察した」などの声があがっています。
おおつき都議候補の話 直接お話しして、転居への不安、住み続けたいという思いをひしひしと感じました。この声を示して、URや国と交渉していきます。
(「しんぶん赤旗」2025年2月22日付)