自・公・都3党 裏金問題語らず

都議会代表質問

 都議会で各党の代表者が登壇した26日の代表質問で、自民、都民ファースト、公明党の3党は、都民の政治への信頼を損なう都議会自民党の組織的な裏金問題に関して、何ら語りませんでした。

 一方で自民党は、公平性・公正性を担保できないスピーキングテストについて「子どもたちの英語能力を高め、未来を担う人材の育成を図っていくためにも重要。引き続き進めていくべきだ」と主張。中止を求める保護者らの声にまったく耳を傾けない姿勢を見せました。さらに、お台場に世界最大級の噴水を整備することについても「着実な整備」を求めました。

 住宅政策に関して都ファと公明は、手頃な価格で住宅を供給するとした「アフォーダブル住宅」の予算を、都が2025年度予算で盛り込んだことを高く評価。ただ、この制度は戸数も微々たるもので、本当に「手頃な価格」になるかどうかもわからないものです。両党は、低所得世帯対象の都営住宅の増設などは求めませんでした。

(「しんぶん赤旗」2025年3月1日付)

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