不正根絶 主役は市民

東京日野市長選 あるが候補会見

記者会見で政策を語る、あるが氏=26日、東京都日野市

 東京都日野市長選(4月6日告示、13日投開票)に立候補を予定する市議の、あるが精一氏(66)=無所属新=が26日、市内で記者会見し、「新しい日野へ、市民とともに、市民との対話で街づくりを進める」と表明しました。

 あるが氏は基本政策として①コストカット型市政を転換し、暮らしと地域経済を元気にする②巨大データセンター建設が大問題となる中、大規模開発を規制し、緑と清流、環境重視の街づくり③市政の不正問題で奪われた税金を取り戻し、不正を根絶、市民が主役の街ーを掲げました。

 二つの全力「推し」政策として、①学用品費、宿泊費の順次無償化、夏休み期間中の子どもたちへの給食の提供など、教育・子育て支援、②公契約・小規模修繕・リフォーム助成の充実、農業と学校給食、商業、福祉との連携強化、支援拡充などの地域産業応援ーを進めると述べました。

 「日野市政の一番の問題点は、市民との対話が足りないこと。市は『財政非常事態』を理由に、物価高騰で苦しむ市民生活に我慢を押し付け、市民の要求を押さえ付けている。市民の1人当たりの扶助費、民生費等は多摩27市中で20番目以下。市民生活の重要なところにお金を使っていない」と指摘しました。

(「しんぶん赤旗」2025年3月1日付)

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