東京・新宿 共産党国会議員ら
岩手県大船渡市の大規模山林火災で、焼失面積が2600ヘクタールまで拡大する中、日本共産党は4日、東京・新宿駅東南口で、「大船渡山林火災緊急募金」を呼びかけました。山添拓、紙智子両参院議員、岩渕友参院議員(党大船渡山林火災対策本部・事務局長)、高橋千鶴子前衆院議員(同・本部長代理)が参加しました。

山添氏は、火災による延焼で、近隣住民が「避難所での生活をしいられ、避難生活の長期化が懸念されている」と指摘。紙氏は、「被災者の多くは自分の家がどうなっているのかわからない状況だ」とし、岩渕氏は「生活と生業(なりわい)の再建に向けた国による支援を求めていきたい」と訴えました。
高橋氏が2日に党岩手県議団らと被災地に入り、現地の状況を報告しました。14年前の東日本大震災による大津波で被災し、「高台に再建した自宅が火災で燃えてしまった人もいる。被災者の苦しみになんとしても応えたい」と述べ、募金への協力を呼びかけました。
募金に協力した50代の自営業女性は、「仙台に住んでいたことがあり、大船渡にも何度か足を運んだ。ニュースを見ていて心が痛い。早く鎮火してほしい」と話しました。
(しんぶん赤旗2025年3月5日付より)
大船渡山林火災緊急募金
2月26日に発生した岩手県大船渡市での山林火災で被災されたみなさまに心からのお悔やみとお見舞い申し上げます。日本共産党は救援・救命活動や要望の聞き取りなどの活動に全力をあげるとともに、全国のみなさんに、緊急募金へのご協力を訴えます➡