市民の痛みわかる3候補を

東京・小金井市議選 小池書記局長ら演説

聴衆の拍手に手を振って応える(右から)水上、小池。たゆ、森戸の各氏=20日、東京都小金井市(しんぶん赤旗提供)

 日本共産党の小池晃書記局長は20日、大激戦となっている東京都小金井市議選(23日投開票)での勝利をめざし、森戸よう子(68)、水上ひろし(64)、たゆ久貴(36)=いずれも現=の3候補とともに同市内で演説し、「市民の声に真っ正面から応える共産党の3人を必ず勝たせて」と呼びかけました。

 小池氏は、党市議団が行ったアンケートには「給料は変わらないのに物価はどんどん上がり、年々苦しくなっている」と悲鳴のような声が寄せられていることを紹介。これに応えて(1)全世帯にお米券の緊急配布(2)電気・ガス・ガソリン代の補助(3)国保税1世帯1万円の減税(4)低所得者への家賃補助―の四つの緊急提案をしていることを示し「市民の声をもとに政策をつくりました。ぜひこれをやらせてほしい」と訴えました。

 財源としては、廃止予定のコロナ対策基金や国の物価高騰対策の給付金が活用できると発言。「小金井市に無いのはお金ではない。市民の痛みをわが痛みとする心だ。一番痛みをわかっている3人に市政を変える仕事をやらせてほしい」と力を込めました。

 たゆ候補は、介護現場で働いた経験をふまえ補聴器購入費補助を求め、実現したことを紹介し「さらに金額の増額や対象の拡充などを求めていく」と演説。水上候補は「困っている人に寄り添う、この決意で5期20年やってきた。今度は6期目、なんとしても市議会へ」と述べました。

 森戸候補は、市民とともに子どもの医療費支援拡充などを実現してきたことにふれて「市民のみなさんが声をあげれば市政を動かせる」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年3月21日付)

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