都議選へ大つき候補・山添氏訴え

6月の東京都議選に向けて20日、日本共産党の大つきかおり候補が東京都江東区内で街頭演説をし、「物価高から暮らしを守る都政に」と訴えました。山添拓参院議員も参加し、マイクを握りました。
大つき氏は区議時代の活動から、給食無償化や子ども医療費助成の対象年齢拡大などを実現してきたことを紹介。同性カップルらの関係を公的に認める「パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度」案が自民や維新の会の反対で阻まれてきたものの、今月の区議会本会議で可決させることができたと報告し、「力を合わせれば必ず政治を動かせることを確信した」と語りました。
また、物価高対策として党都議団が、賃上げ補助制度の改善を提案しているとして「一緒に声を上げて実現しよう」「都議会野党第1党の党都議団をさらに伸ばして」と呼びかけました。
山添氏は石破茂首相の商品券提供問題に触れ、「『手土産』などと言って政治資金収支報告書に記載しないなら、カネは渡し放題。政治資金を国民の監視と批判の下に置くことができなくなる」と批判しました。さらに、「衆議院だけでなく都議会でも自民・公明・都民ファーストの会を少数に追い込めば、暮らしを応援する都政をつくることはできる」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2025年3月21日付)