声上げれば力になる 吉良議員と参加者交流

民主主義ユースフェス

トークセッションで参加者の質問に答える吉良議員(左奥)=16日、東京都世田谷区(しんぶん赤旗提供)

 政治や社会問題について楽しく語り合った「民主主義ユースフェスティバル2025」(15~16日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園中央広場)。日本共産党の吉良よし子参院議員がトークセッションやステージ企画で参加者と交流しました。

 フェス会場に設けられた日本共産党の「選挙小屋」に数十人の若者・市民がつどい、熱心な討論が交わされ盛り上がりました。16日のトークセッションでは、はじめに吉良さんが、自身のプロフィールや議員として大事にしていることなどを語りました。そして、JCPサポーターが司会をして、参加者からの声に吉良さんが答えました。

 吉良さんは、学費値上げ反対の学生の声をうけて政府に迫ったこと、高額療養費をめぐる当事者の声が引き上げ「凍結」に追い込んだことを紹介。「コロナ後遺症の問題でも、SNSで寄せられた声を国会でとりあげ、動かすことができた。みなさんが声をあげることが、本当に力になる」と語りました。

 参加者から「石破首相が10万円(の商品券)配ったのは、ありえない」「一般の人たちの感覚がわからない国会議員が多い気がするが、吉良さんはどうやって市民の声を聞くのですか」などの声が相次ぎました。

 トークセッションに先立ち、吉良さんは、フェスのステージ企画「未成年の選挙運動禁止の是非」に登壇。「18歳未満にも選挙で応援する自由を」と声をあげた高校生の発言に、吉良さんは、子どもの権利条約などからも政治や選挙で意見を表明することは当然の権利で、政治が保障すべきだと述べました。

 フェスは、日本若者協議会が主催しました。会場には、北欧で選挙前に駅前広場へ設置される政党ブース「選挙小屋」をイメージして、11の政治団体によるブースのほか、気候変動問題などにとりくむ若者や市民団体のブースを設置。日本共産党の「選挙小屋」では、要求対話・アンケートや、赤旗記者と語り合うワークセッションも実施しました。

(「しんぶん赤旗」2025年3月21日付)

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