東京・日野補選 成瀬氏第一声

東京都日野市議補選(13日投開票、定数1、立候補3人)が告示された6日、日本共産党の成瀬厚候補(54)=新=は宮本徹前衆院議員、清水とし子都議とともに第一声を上げました。
成瀬氏は「古い市政を続けるのか、不正のない、市民に寄り添った新しい市政を、あるが精一市長候補とともにつくるのかが問われる。あるが市長を支える5人の党市議団を」と強調。政策で①物価高から市民生痞を守る②保育園給食無償化など子育て支援を拡充する③巨大データセンターなど大型開発から住環境を守るーと示しました。人文地理学の研究者として活動してきたとして、「科学の知見を生かして市民に寄り添い、社会をよくしていく」と表明しました。
宮本氏は、日野市政が「財政非常事態」をあおって市民の願いを抑え込んできたことを批判し、「非常事態なのは市民の暮らしだ。物価高から暮らしを守る市政に変えよう」と訴え。石破茂首相が自民党国会議員に商品券を配っていた問題に触れ、「国政でも市政でも自民党に審判を下そう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2025年4月8日付より)