吉良・笠井氏 キューバ大使と懇談

日本共産党の吉良よし子参院議員と笠井亮前衆院議員は9日、都内のキューバ大使館でヒセラ・ガルシア駐日大使と懇談しました。
吉良、笠井両氏は、3月に開催された核兵器禁止条約・第3回締約国会議への参加を報告。会議成功に貢献したキューバ国連代表部に要請文を渡し、ダイレニス・ゲラ次席大使と有意義な懇談を行えたことを伝え、ガルシア大使の協力に感謝を述べました。
ガルシア大使は、国連代表部とつなげたことを喜び、ゲラ次席大使からも「たいへん満足している。直接話し合ういい機会をつくってもらった」と報告があったと紹介。「核兵器廃絶はキューバの対外政策の大原則であり、これからも協力していきたい」と応じました。
吉良氏は、帰国後の参院予算委員会で石破首相に対して、「核抑止」論を批判し、核兵器禁止条約に参加するよう迫ったと述べ、核兵器廃絶に向けた引き続く協力を要請しました。
被爆80年、広島・長崎での原水爆禁止世界大会、さらに来春の核不拡散条約(NPT)再検討会議、11月末からの核兵器禁止条約再検討会議などで力を合わせることを確認しました。
(「しんぶん赤旗」2025年4月11日付より)