不正の全容解明を

東京・日野市長選

あるが精一市長候補(しんぶん赤旗提供)

 東京都日野市長選は13日投開票されます。広範な市民に推された前市議の、あるが精一候補(66)=無所属新=は暮らし・子育て全力応援、物価高騰対策、不正根絶を掲げ、奮闘しています。

 あるが氏は、教育・子育て支援では学用品・修学旅行費・保育園の給食の無償化、物価高騰の緊急対策を公約。元副市長が区画整理組合でだまし取った補助金4億円を、市民とともに裁判を起こし取り戻した実績を示し、不正の全容解明を訴えています。「巨大データセンターなど超大型開発から住民合意で緑と住環境を守る」と掲げています。

 8日には元文部事務次官の前川喜平氏、有田芳生衆院議員(立憲民主党)、社民党の伊地知恭子多摩市議、新社会党の島崎英治・都本部副委員長、日本共産党の清水とし子都議が応援、10日には保坂展人世田谷区長が、あるが氏の応援に駆け付けました。

 自民党前市議の古賀荘志候補(47)=無所属新、同党推薦=を公明党も支援し、公明市議は連日「共産党市長を断固阻止しよう」と市民分断の攻撃を繰り返しています。

 前都民ファーストの会都議の菅原直志候補(57)=無所属新=陣営は、宣伝カーで小池百合子知事の応援メッセージを流しています。古賀、菅原両氏は市政の不正問題には一切沈黙しています。

(「しんぶん赤旗」2025年4月12日付より)

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