都議選・参院選 くらし守る抜群の力共産党必勝を

東京・世田谷 小池書記局長吉良・里吉両候補が訴え

吉良よし子参院議員(左、)、里吉ゆみ都議(右)と訴える小池晃書記局長=12日、東京都世田谷区(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の小池晃書記局長は12日、東京都世田谷区の三軒茶屋駅前で、吉良よし子参院議員(東京選挙区)、里吉ゆみ都議(世田谷区選挙区)と街頭宣伝し、「くらしを守る抜群の力の日本共産党を伸ばしてください」と訴えました。

小池氏は「物価高に一番効果的な対策は消費税減税だ」と強調。今月1日で始まって36年となった消費税は累計571兆円も徴収される一方、法人税は314兆円、所得税・住民税は292兆円減り「消費税は大企業や富裕層の減税の穴埋めになっただけだ」と批判し「大企業・富裕層優遇税制をやめれば、たちどころに消費税減税できる」と訴えました。

「『トランプ関税』は日米貿易協定を一方的に覆し経済主権を壊す暴挙だ」と述べ、7日に国会で「撤回を求める」と答弁しながら同日の電話会談でトランプ米大統領に「遺憾」と伝えただけの石破茂首相の姿勢では「駄目だ。世界の国々と結束して、毅然(きぜん)と抗議、撤回を求めるべきだ」と強調しました。

他会派にも働きかけ、吉良氏の国会質問を力に自民、公明、都民ファーストなどの妨害をはねのけて、学校給食無償化を実現し、シルバーパス(70歳以上のバス・都営交通乗車証)の負担額の4割引き下げなど都民要求をいくつも実現した都政野党第1党の党都議団の実績を紹介。「困っている人をほうっておけない。要求あるところに里吉都議ありだ」と支持・支援を呼び掛けました。

物価高から暮らしを守る都議団の緊急提案=▽中小企業で1人12万円の賃上げ支援▽100万世帯に月1万円の家賃補助▽修学旅行・制服などの無償化▽国保税の1人3万円引き下げ、18歳まで無料▽上下水道料金の10%値下げ―などを紹介すると聴衆から歓声が上がり、小池氏は共産党勝利で「くらし第一の都政にしよう」と訴えました。

吉良氏は、国会で高い学費に苦しむ学生の声を首相に突き付けた経験を語り「軍事ではなく教育・暮らしに予算を」と訴え、里吉都議は「共産党を大きく伸ばしていただき緊急提案を一つ残らず実現しよう」と呼び掛けました。

(「しんぶん赤旗」2025年4月13日付より)

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