都議選・参院選

東京都議選と参院選で「共産党推し」を広げようと日本共産党東京都委員会は19日、党本部1階に正式開設する東京ボランティアセンターをプレオープン(事前披露)しました。
「共産党は政策がいいけれど届け方を工夫してほしい」。2024年の都知事選で「1人街宣」デビューし、その後の衆院選で共産党を応援する活動に参加している女性(57)がボランティアセンターにやってきてビラを折りながらこう話しました。
この女性は衆院選で電話による支持拡大にも挑戦。「10軒のうち1軒つながればいい方で、特に若い人たちに共産党の政策を伝えきれなかった思いが強かった」と言います。そこで共産党の街頭宣伝をTikTokで配信したり、「しんぶん赤旗」の記事をXで拡散することに力を入れるようになりました。
一方、神奈川県から駆けつけた女性(34)は「SNSも大切だけれど共産党の詳しい政策や国内外の出来事のすべてが『赤旗』に載っている。この新聞を増やすことも大切だ」とも。
吉良よし子参院議員・東京選挙区候補を応援している男性(59)は「衆院選で共産党の議席が減ったのは残念だが、自民党を追い込んだのは共産党と『赤旗』なのは間違いない。企業・団体献金禁止や政党助成金を受け取らないことをずっと主張してきた共産党を信頼している」と話します。
この男性は、他党はワンフレーズで支持を広げているが、「財源の裏付けを示し『暮らしに税金を回せ』とちゃんと主張しているのは共産党だけだ」として、共産党の議席が増えてこそ野党共闘も進むし、政治を変える力になると力を込めました。
東京ボランティアセンターは常時開設に向け現在準備中。公式LINE=https://lin.ee/H8wghN
(「しんぶん赤旗」2025年4月20日付より)