全都視覚障害者後援会 巣鴨で宣伝

日本共産党全都視覚障害者後援会は20日、近づく東京都議選と参院選で共産党を躍進させようと、休日でにぎわう東京都豊島区の巣鴨地蔵通り商店街入り口で宣伝しました。
宣伝では「あなたの声をお聞かせください」と題して、シールボードを使って道行く人と対話しました。
散歩中だという生活保護を利用している女性(81)=同区=は「物価高で生活の全部を削っている」と強調。「保護費が上がらないと暮らしが追いつかない。共産党議員がいないと困る」と話しました。
マイクを握った後援会メンバーの小林幹典さん(40)は点字ブロックや音響式信号機などの整備を都議会で取り上げて推進してきた党都議団の成果を示して、「共産党を引き続き野党第1党として働かせてください」と呼びかけました。
米倉春奈党都議は「視覚障害のある人にとって駅のホームドアは命に関わる問題だ」と指摘。設置を進めるようJR東日本に申し入れてきたが工事完了は2031年度末になると説明を受けたとして、「遅すぎる。皆さんと一緒に引き続き求めていきます」と力を込めました。
米倉氏は「都議選と参院選で共産党を伸ばして、一緒に物価高騰の対策を本気で進める政治を前に進めたい」と訴えました。
儀武さとる豊島区議が参加し演説しました。
(「しんぶん赤旗」2025年4月22日付より)