東京・豊島区 山添・吉良・米倉氏訴え

東京都議選の告示まで50日に迫った23日、豊島区で日本共産党演説会が開かれ、米倉春奈都議、吉良よし子参院議員、山添拓政策委員長・参院議員が都議選・参院選で「政治を前に切り開く力を都議会や国会に送ってください」と訴えました。
応援弁士として2人が共産党への期待をスピーチ。会社員の女性(20代)は「若年やシングルの女性の生きづらさを、政治の場で正面から取り上げてくれる人を見たことがなかった。勇気づけられた」と話しました。大学の非常勤職員の女性(50代)は大学と大学院に通った際に借りた奨学金700万円超を現在も返済しており、「2人の子どもが、希望通りの学校へ行かせられるのか不安だ。都立大学授業料の都民無償化は大きい」と述べました。都議選豊島区(定数3)でたたかう米倉氏は、痴漢対策や都立大学授業料の都民無償化など実績を報告。都立病院の独法化で大塚病院の病床が100床近く減り、医療関係者が危機感を訴えていることを紹介し、「都立にし、病床数を戻したい」と語りました。
7月の参院選東京選挙区で3選をめざす吉良氏は、ブラック企業や就活セクハラの問題、給食無償化など、市民の声を国会に届けてきたと述べ、「実現するまで諦めないのが共産党の議席。必ず勝ち抜きたい」と意気込みました。
山添氏は、消費税減税や企業・団体献金禁止、アメリカいいなりでいいのかなど党が一貫して主張してきたことが、世論の多数となり、他党も主張するようになったとし、「党が国民と声を上げてきたからこそ、今日の変化がある。大きくなれば、もっと多くの声を反映させ、政治を動かすことができる」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2025年4月25日付より)