暮らしをまもる共産党を伸ばしてこそ政治は変わる 都議選前進・参院選の躍進を 新宿区

東京・新宿演説会 田村委員長・吉良・大山氏訴え

都議選、参院選での躍進を訴える田村智子委員長=24日、東京都新宿区(しんぶん赤旗提供)

夏の都議選・参院選挙の勝利をめざす日本共産党演説会が24日夜、新宿区内で開かれました。田村智子委員長、吉良よし子参院議員(参院選東京選挙区予定候補)、大山とも子都議(都議予定候補)が「野党第1党、共産党都議団の前進、参院選での比例5議席と東京選挙区での吉良氏3選を勝ち取ろう」と、つめかけた聴衆に熱く訴えました。

田村氏は、学校給食費無償、18歳までの医療費無料化、シルバーパス値下げ、補聴器購入費助成、都営地下鉄大江戸線の女性車両導入など、大山団長ら19人の共産党都議団が実現させてきた抜群の実績を紹介。「暮らしを守る力をもっと発揮するために、新宿区で大山さんの議席を守り、都議団のさらなる前進をはからせてください」とよびかけました。

国政について田村氏は、自公政権が物価高騰対策で全くの無策に陥っているもとで、共産党の「暮らしを守る緊急提案」が注目されていると話しました。とくに消費税減税は、共産党が一貫して主張し先駆的な論戦をするもとで、他の野党が主張し始め「現実的な国政の課題になっている」と指摘。「共産党の論戦とみなさんの運動が変えてきた。財源を示し、責任をもって消費税減税を求める共産党を都議選、参院選で伸ばして実現させよう」と訴え大きな拍手を受けました。

会場からは、「今、困窮した者同士での分断が生まれていると感じます。外国人、高齢者、女性へのヘイトスピーチなど。どのように修復していきますか」との質問が出されました。

田村氏は「自分の暮らしの苦しさや怒りの根っこにあるものをしっかりと見極める目を持とうとよびかけたい。一握りの大資産家に莫大(ばくだい)な富が集まり、一方で困窮が広がる。この政治や社会を変える連帯を広げよう」と呼び掛けました。

吉良氏は「国会議員になって12年。国民の痛みによりそい、あなたの声を届けてきました。声をさらに届けるために、何としても勝ち抜きます」と決意を語りました。

大山氏は「みなさんの暮らしがかかった大事な選挙。共産党が動けば都政は動きます。都議選で勝利して勢いをつけ参院選での躍進につなげて」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年4月26日付より)

タイトルとURLをコピーしました