小池書記局長が参院選・都議選勝利訴え
吉良・竹内氏と 東京・板橋区

日本共産党の小池晃書記局長(参院比例代表候補)は26日、東京都板橋区で行った街頭演説で吉良よし子参院議員(同東京選挙区候補)とともに、7月の参院選と都議選(6月13日告示、22日投票)での必勝を訴えました。竹内愛都議候補(板橋、定数5)が議席を勝ち取る決意を表明しました。
竹内氏は「みなさんが上げた声と、そして声を上げられない人々の声をみつけて議会に届け、実現にむけて取り組むのが政治家の役割だ」と表明。吉良氏は「“痛みに寄り添い声を届ける”をモットーに政治を前に動かしてきた。あなたの声を議会に届け、解決するまであきらめない党の議席を増やしてほしい」と訴えました。
小池氏は、竹内氏が板橋区議として6期21年、住民の声を原動力に、ずばり追及する論戦力と立場を超えた共同で、子どもの医療費無償化を18歳まで拡大するなどの実績を挙げたことを紹介。今度は都議会に送り出そうと訴えました。
小池氏は、石破首相による商品券配布が国会で大問題になるなか、都議会でも共産党都議団が自民党の裏金問題を追及していると述べ、「金まみれの自民党政治につける特効薬は共産党だ。裏金政治を終わりにしようという願いを託してほしい」と訴え、都議選での必勝、参院選での比例候補5人の当選、東京選挙区での吉良氏の議席を守り抜こうと呼び掛けました。
小池氏は、都議会で19議席を有し野党第1党の共産党が自民、公明、都民ファーストの妨害をはねのけ、全都で学校給食無償化、シルバーパスの値下げ、高齢者の補聴器購入費補助の拡充などを実現してきたことを紹介。住宅価格が高騰している問題では、大手開発業者による大規模再開発を推進してきた東京都に大きな責任があると批判し、「都の巨大な財政力を都民のために使えば暮らしをもっと応援できる。今こそ暮らし第一の都政に変えよう」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2025年4月27日付より)