文京区・本駒込支部が要求対話アンケート

日本共産党の東京・文京地区(文京区)本駒込支部は、参院選・都議選での勝利に向け、「要求対話アンケート」用紙を活用した対話や宣伝を広げています。
25日午前は、高畑久子支部長、石沢のりゆき区議らが、要求アンケート用紙や福手ゆう子都議・吉良よし子参院議員の紹介ビラなどが入った、共産党への支持を広げてもらう「折り入ってお願い袋」を持って後援会員などを訪問しました。
元建設業者で国民年金ぐらしの高橋勲さんとは、自宅前で対話に。アンケートを開いた高橋さんは、「暮らしの実感?不満だよ。満足している人がいたら、会って理由を聞きたいくらい」。
「一番の関心は住宅問題。文京区が住めない街になってきている。相続税が払えなくて家を売っちゃう人も増えていると思う」「消費税5%減税はもちろん賛成。前から廃止するべきだと思っていた」など次々と。
年金について「夫婦とも国民年金なので、介護保険料とか引かれたら夫婦で月11万円くらい。水光熱費や電話代を払ったら半分くらい無くなる。生活できない」と心情を吐露。「2人区の文京区で勝つのは大変だが、いいことしているんだから、必ず勝ってほしい」と、「折り入って袋」を五つ受け取りました。
数日前の対話でも「同じ物を買っているのに値段は倍になっている実感」「飼っている猫5匹の餌代が上がり大変。自分の食費を削っている」などどこでも物価高騰が話題になります。要求対話にとりくむと、「子ども同士が同級生」「PTAで元議員さんといっしょにやっていた」など思わぬつながりが見つかることも。対話を通じて、1回の行動で後援会員が5人増えたこともあります。
支部の得票目標は4700。昨年末から約800人いる後援会員などに支持拡大を呼びかけてきましたが新たな層に対話を広げることにも挑戦しています。4年前の都議選で福手都議の初当選に大きな力を発揮した「折り入って作戦」も重視し、2回、3回と訪問し、担い手を広げ尽くして目標をやり遂げる構えです。
党員拡大では、数人の対象者を明らかにし「集い」に誘って働きかけを続けています。5月にも支部独自に「集い」を開きます。「しんぶん赤旗」読者拡大では25日までに日刊紙1人、日曜版5人の読者を増やし、購読中止を乗り越えて前進するために、対話と結んだ拡大行動を計画しています。(畑野孝明)
(「しんぶん赤旗」2025年4月28日付けより)